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※コースタイム:大沼(14:10)〜黒檜山山頂(14:45)〜(5分休憩)〜大沼(15:15)
連続登山も今日で最後。9つ目の山は赤城山であり、ここさえ終えれば後は関東平野が待っている。のんびり観光旅行であり、また、今まで出会った方との楽しみな再会も待っている。今日この山を越え向かう前橋でも久しぶりの再会となる出会いも待ち、それだけを楽しみにし、また見つめ、今から挑む赤城山を忘れようとしていた。そんな今朝は5時起床。まだ真っ暗な中、外灯の明かりだけを頼りに昨日出来なかったHPの更新作業を進める。外は雨・・・ 昨夜から降り続いているこの雨は未だに衰えることなく降り続き、ただでさえ坂へと挑む気持ちが欠けているのに、それに追い討ちを掛ける様に雨は容赦なく降り続いていた。ただその雨音を呆然と聞き外を見つめながら、HPへと没頭していると、そんな気の重い雨もいつの間にか上がっていた。しかしそれでも腰を上げる気にはなれなかったが、徐々に晴れ間まで広がり始め、もう空は「出発しろ!」、そう言っているようであり、重い腰を上げ、9時、赤城山への登頂目指して自転車を漕ぎ始めたのだった。
自分は今、深い谷の上にいる。谷の下には決して大きいとは言えない川が流れているのだが、しかしこの川がこの谷を作ったのだろう。そしてその谷の向こうに赤城山が聳えている。100m以上は落ち込んでいるではないか谷を下りたくはないが、しかし赤城を目指す為にしぶしぶながらも下っていく、また一気にほぼ同じ標高まで登り返す。悔しい道だが、それを越えてようやく本格的な赤城山への登りが始まったのだった。県道251号は赤城道路と呼ばれている道を行く。谷の上へと上がれば緩やかな斜度続く高原が広がり、周囲は見事なまでの野菜畑が広がっていた。緑の青臭いにおいが辺りに充満しているが、しかし、それが高原という雰囲気を盛りたて、そしてさらには雨上りの澄んだ真っ青な空が自転車を漕ぐ自分を励ましてくれていた。振り向けばどこまでも展望は続きまだ雲残る山々が連なる。この洗われた空気があるからこそ、雨を嫌いではない。連日の疲労こそ濃いが、しかし、空、緑、山に励まされながら一漕ぎ一漕ぎ着実に標高を稼いで行った。

雨上り爽快
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最初のうちは気持ちよく・・・
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こうして自分の力というよりも気力、さらには自然に助けられながら、このまま順調に登山口である標高約1350mの地まで行けるかと思っていた。もう最低ギアのS字を描きながらの蛇行運転ではあるが、その一漕ぎが着実に標高を稼いで行っているかのように思っていたのだのが、しかし、目の前には予想もしなかった現実が待っていた。それは工事中の看板でありそこには「完全通行止め」と書かれ迂回路が示されていた。”まいったなぁ〜”という最初は安易な考えてその看板に向き合っていたが、しかし、よく見、よく調べてみれば、その迂回路途方もなく遠回りをしているではないか!それもまた下るのではないかという道である。このまま強行突破という言葉も頭によぎるが、しかしこのまま登って行って、通行止めほど辛いことはなく、仕方なく迂回路へと下らないことを祈りながら自転車を進めていった。しかし、それに反し道はドンドン下っていく。1m下る度に悔しさが込み上げるが、もうその道しかなく、もうここまでにしてくれ!と祈るしかなかった。だが、道はドンドン下って行き、終いには谷底へ道は落ちていく。嫌だと悲鳴を上げながらも下り始めた以上はどうしようもなく、泣く泣く自転車を走らせたが、無残にも自転車は坂を駆け下り、気付けばあの忌々しい谷底は川まで下りてきてしまっていた。そう、今日のスタートラインである。1時間以上掛け、標高にして約400mは登っただろう、それを一瞬にして無へと戻され、さらにはまた登らなければならない。その悔しさに涙さえ滲むが、しかし、工事に対する怒りも大きく、やり場のないその気持ちに悔しさ怒りをひとり喚き叫ぶしかなかった。
ただでさえ無気力であり、さらには疲労も濃いだけに、もう”登る”ということに対し拒否反応さえ示した。また道の駅へと戻り今日は諦めようとさえ本気で思い、さらにはもう時間的にも登頂は難しくもなってきていた。そして、残ったのは悔しさだけある。しかし、明日にしたところでも、明日、登らなければならず、避けることは出来ない。それなら今日登ると決めただけに、やはり今日登ろうと、また怒りに燃えながらも自転車を漕ぎ始めた。
もうここから先は泣きたくなるような坂がひたすら続いた。その坂の辛さ、そしてもう一度登るという悔しさ、足の悲鳴・・・ どれをとっても涙が出てきそうであるが、しかし、この坂を登るしか自分の道はなく、自分で決めたことだけに逃げたくない自分と必死で戦いながら、また一漕ぎ一漕ぎ漕ぎ上がっていった。11時より再スタートを切り、ひたすら格闘すること14時過ぎまで、朝の9時からの奮闘を入れれば実に5時間の登りとの戦いである。精根尽き果て標高約1400m以上の峠を無事に越えたところでも、笑顔どころか表情すらなくし、その喜びに浸る元気すらなかった。目の前に光り輝く大沼の湖面が迎えてくれたが、ただ、呆然と眺めながら登山口へと自転車を走らせていた。

赤城山は黒檜山へ
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こうしてようやく到着した登山口。時間にやや追われていたこともあり、休むことなくそのまま登山へと足を運んだ。本当なら最高峰は黒檜山からお隣の駒ヶ岳へと稜線歩きを楽しもうかとも思っていたのだが、そんな時間も元気もなく、最短ルートでの最高峰登頂を目指した。荷は今回に限りなにもない。何ももって行く気がせず、空荷である。ただ、ここまで自転車で漕ぎあがっている分、標高差はもうそれほどなく、こんな疲れた身体でも僅かに40分足らずの踏ん張りで無事に登頂したのだった。しかし、そこに広がった好展望も魅入り感動する余裕もなく、ただ無表情のまま5分ほど山頂で休んだのみで、下山へとまた歩み始めていた。
この後、無事の登頂を感謝し、湖の離れ島に建つ赤城神社へと参拝。ここまで来るとようやく落ち着きを取り戻し、やや楽しむ余裕も出てきた。島へと渡る長い赤橋を歩んでいれば、まるで時代劇の人になった気分にさせられ、大小持って翔けたいほどの気分にさせられながら、気持ちよく渡り、そして真っ赤に塗られた本宮へと手を合わせ、難こそあったが無事の登頂に感謝し、また今後に無事もを祈り後にし、こうして赤城山登山を終えた。

黒檜山
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赤城の大鳥居
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都丸さんと再会!
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楽しくキムチ鍋♪
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もうすでに16時を周ろうとし日も大きく傾きだし染まり始めた空を眺めながら関東平野へと坂を一気に下っていく。ここまで登ってきただけに、また関東平野へと一気に下るだけに長い長い下り坂であるが、しかし最近襲う下りでの寒さはない。東北から関東の地へと来たせいなのか、それとう今日が温かいからだろうかは分からないが、気持ちよく駆け下りて行くことができ、そして麓では赤城の大鳥居が迎えてくれた。それを過ぎればもうそこは前橋市である。そしてそこで待っているのが久しぶりの再会となる都丸さん。今年の5月に谷川岳の麓でお会いし、そして数日後、偶然にも三国峠で再会した。その後、北海道でも同じチャリダーとして語り合った。それだけ会っているだけに今回の再会がもう前々からの楽しみのひとつであり、それが今日の気力へと繋がったことも確かである。18時。待ち合わせしたスーパーで喜び、懐かしの再会をし、さっそく買出し後、都丸さん宅へとお邪魔して宴会だ!12時近くまで会話途切れることなく楽しみ、語り合い、再会を喜び合った。
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| ★今日のお食事♪ |
| ・朝食 : |
パン・トマト・リンゴ |
| ・昼食 : |
カップラーメン×2 |
| ・夕食 : |
キムチ鍋♪
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