毎日更新旅日記
旅の動機
旅の概要
旅の予定マップ
旅の持ち物
 
表紙へ

 

 

 


更新日時 03/06/13 6:39
本日のデータ
日付
6月11日
天気
晴のち曇
旅行日数
336日目
体調
良好
本日の移動
 小国町〜長井市〜朝日町
走行距離
88.1 km   
現在地
山形県朝日町
総走行距離
14665.4 km   
宿泊地
朝日鉱泉
今日の出費
食費
1778 円    
宿泊費
0 円    
観光費
0 円    
雑費
804 円    
経費詳細

 食費:登山食含む
 雑費:コインランドリー・ガスボンベ×3




秘境の地

 坂!坂!坂!、なんだか今日はその一言に尽きるほど、坂に苦しめられた。物凄い急登が続いたというわけではないが、やはり昨日の疲労と、時間的余裕のなさのせいだろう。今朝は6時に起床し、もう1秒の時間をも惜しみ、PCと向き合い日記を書いていた。朝食も自炊して食べる余裕もなくすぐ目の前のコンビニ弁当。ただただ黙々と書き進め、なんとか2日分を終わらせ、あと残すは1日分の日記のみとして、ややホッとし、ここで一旦切り上げ出発することにした。いや、ここで切り上げなければ今日の朝日岳登山口までの走行がきつくなるということもあった。

 国道113号。今日も長い長い上り坂から始まった。そして坂意外にも工事中に悩まされた。500mから1kmの片側通行なのだが、歩行者が通行するなど考えて作っているわけもなく、車が通り過ぎた後、ひたすら必死に上っていくだけであった。この間、対向車をひたすら待たせてしまうわけで、自然、その申し訳なさからも、漕ぎ足は精一杯の踏ん張りとなり、疲労もさらに増していった。そんな工事箇所が5箇所もあったから、その苦痛はもう言葉では言い表せない。もうここでヘトヘトになって峠を越えて飯豊町へと入った。

 この先、県道10号で長井市街へと入った。観光したいところもチラホラあったのだが、でも、今日はそんな余裕はなかった。でも、そんな中でもひとつ行っておきたいところがあった。それはコインランドリー。洗濯物が溜まってしまい、さらには明日より悪天が続くという予報で、自分で洗濯も出来ず今日、寄っておきたかった。またこの時間を利用して、休憩と共に、最後に残った1日分の日記を終わらせようとも思っていた。そんな気持ちで人に何度か聞いて行き着いたコインランドリー、さあ、さっそく洗濯、そして日記だ!と、思っていたときに思わぬ出会いがここでも嬉しいことに待っていた。「旅の目的はなに?!」そんな会話から始まった出会いは、このコインランドリーを経営する高梨さんであった。いきなりのこの質問に、この人はちょっと他とは違い、そして大きい人だなとすぐに感じた。そして話してみると、もう考えさせられ勉強になることばかりで楽しく、時間は流れるように過ぎていった。やっぱり高梨さんも自分と同じように、辛いながらも自分以上に毎日を楽しみんでいる方で、そしてやっぱり生き生きとしていた。自分が今後、こうなりたい!という姿であり、そこから出る話は飽きることがなかった。

 ただ、日記の更新が出来なかったというのは痛い・・・ さらには予定以上の時間をここで費やしてしまい、慌てて15時頃、今日の目的地である朝日鉱泉目指して漕ぎ始めた。もうこの時間になると、疲労はさらに濃いものとなり、そして空模様までもが、微笑むことなく悪雲が広がり始め、気をさらに重くさせながらも、時間的余裕のなさから、必死で前だけを向いて漕ぎ進んでいった。


平成原人の館


平成原人の館にて

 道は旧道にあたる県道9道を選んだのだが、川沿いの緩やかな下りの道のはずが、ひたすらのアップダウンにここでも悩まされた。川の対岸をはしる国道も同じようにアップダウンを繰り返してるので、道の選択の後悔こそなかったが、それにしてもアップダウンには苦しめられた。途中、なぜここにこんなものがあるのか分からないが”平成原人”と書かれた石碑だけが建つちょっとした復元遺跡を唯一観光し、いや、休憩変わりに見てまわり、そして時を置くことなく、また漕ぎ進んでいった。

 県道を289号へと取ると、いよいよ登山口へ向けての本格的な林道が始まる。そして道も本格的な登りはと変わっていくが、後は気力だけを頼りに一漕ぎ一漕ぎ進んでいった。長い!いつまで続くのかというほど、長く感じた。距離は18kmほどだろうか、それがとても長く感じた。さらには途中から予想外のダートへと変わったことが、さらに疲労を大きくした。ただ、傾斜はやや緩やかでそしてダートとはいえ、それほど悪路というほどのダートでないおかげで、なんとか漕ぎ進んでいけたのが唯一の救いであった。でも、やっぱりダートだけに倍以上の疲労が遅い、急なところではもう漕ぐことが出来ず、押して歩き、また漕ぎと必死であり、ただただ目的地の朝日鉱泉が早く見えてくれることを祈るのみであった。
 
 道はかなり山深い。ダートに加え、もちろんガードレールも何もなく、すれ違う車もいないという林道。木々に覆われ、日が傾きだした以上に辺りは暗く、ときには夜の様でもあった。それが余計に気持ちを焦らせた。もうすぐか?!必死で漕ぎ上がっている時、前方になにやら巨大な動く物体が・・・ 熊か?!林道入り口に掲げられた「熊注意」という看板を思い出し、恐怖というよりもワクワクした気持ちで目を凝らして見ると、それはカモシカであった。何度も私の方へ振り向き、そしてとことこと前を歩いていった。そして最後は走り出し谷へと駆け上っていった。ただ、それだけの出来事であったが、こんな自分の気持ちを和ませるには充分であり、最後の力を振り絞って、そして朝日鉱泉へと無事に入った。

 どうやら小屋は休業中らしく人が居る気配はなかった。ひとり寂しくこの秘境の地で野宿か?!そう思いながら駐車場へと散策してみると、なんと一台の車が止まっていた。さらにはテーブルを広げ小さなキャンプをしているではないか!聞くと、今日この朝日岳に登頂してきたという。そして今、車で登山旅行をしているそうで、このあと北海道まで各地の山を登りながら進むという。私と一緒だ!♪そんなことからすぐに意気投合し、澤田さん、瀬名さんと楽しい夜を過ごした。夕食一緒にご馳走になり、さらに焼酎まで!疲れもありあっという間に酔いがまわり、そして倒れるように21時半ごろ就寝した。日記を今日も書けずまま、また溜めてしまい・・・


朝日鉱泉までのつらい登り


おっと!カモシカくんだ!


登山口にて
左:瀬名さん・中・澤田さん


 ★今日のお食事♪
 ・朝食 : コンビニミニ弁当・パン×2
 ・昼食 : パン×2
 ・夕食 :

ラーメン・きゅうり・ごはん&レトルトカレー

<< 前の日へ

since2001-4